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論文

FEASIBILITY STUDY OF PHOTOCHEMICAL MUTUAL SEPARATION TECHNOLOGY BETWEEN NEPTUNIUM AND PLUTONIUM IN NITRIC ACID SOLUTION

和田 幸男; 森本 恭一

Actinides '93, , 

本報では、Pu,Np混合硝酸溶液からNpを分離するための光化学分離技術が検討された。試験試料中のそれらの原子価は、Pu(III)とNp(V)に調整され、これはピューレックス再処理の分配工程におけるPu製品流の原子価状態に模擬された。これらの実験から、3N HNO3溶液において水銀ランプ光0.015Wの照射率で数分間照射により、95%以上のPu(III)がPu(IV)に酸化されることが確認された。いっぽう、Np(V)は光照射の間、酸化も還元もされなかった。これらの原子価状態、Pu(IV)とNp(V)はTBP-n-ドデカン/HNO3溶媒抽出による分離に最適である。このことから、安価な水銀ランプ光照射を用いた光化学分離技術が、Pu(III)の再酸化とPu,Npの相互分離の改良工程技術として可能性を有していると結論された。以上のように、光化学技術の適用性を現実の再処理工程液条件に即して実験し、そ

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